札幌|生前整理・実家の片付け
札幌の生前整理・実家の片付けの進め方|
家族と揉めない4つの仕分けと、遠方から通う段取り
実家の片付けでつまずくのは、物の量ではなく順番です。いきなり「これ捨てていい?」から始めると、たいてい止まります。うまくいく家は、①貴重品・書類を確保 → ②残す → ③家族に譲る → ④売る → ⑤処分の順で進めています。この記事では、4つに仕分けるやり方、迷う物の逃がし方、遠方から通う場合に1回の帰省で何ができるかを、実際の作業時間の数字つきでまとめました。
この記事の信頼性
- 書いた人:便利屋アスタート 編集部(札幌市10区+近郊)
- 内容の出どころ:アスタートが実際に作業した現場の記録(区・間取り・作業員の人数・作業時間・税込の実額)、遺品整理・生前整理の料金表の公開金額、よくある質問で実際に受けているご相談
- 年間1,500件の対応実績(2025年1〜12月)/札幌市全10区+近郊(江別・北広島・石狩・小樽)
- 産業廃棄物収集運搬業許可 第00100238592号/損害賠償責任保険 1,000万円加入
- 公開:2026年6月/最終更新:2026年9月18日
先に結論
- 「捨てる話」から始めない。貴重品と書類の確保から入ると、話がこじれません
- 仕分けは4つ=残す/家族に譲る/売る/処分する。迷う物は5つ目の「保留」へ
- 決めるのはご本人。家族は選択肢を出す役に回ると、揉めにくくなります
- 遠方からなら「1回の帰省で1部屋」。搬出はまとめてプロに渡すと日程が読めます
- 仕分けはご家族、重い物と大量の処分はプロ。この分担がいちばん体も費用も軽く済みます
実家の片付けでいちばん多いつまずき方
現場でご家族のお話を聞いていると、うまくいかない家には決まったパターンがあります。物の量ではなく、入り方の問題です。
| よくある入り方 | 何が起きるか | そのかわりに |
|---|---|---|
| 「これ、捨てていい?」から始める | 守りに入って、話が止まります | 「これ、どこにしまってある?」から |
| 家族が良かれと思って先に処分する | 信用を失い、次から立ち入れなくなります | 決めるのはご本人。家族は選択肢を出す役に |
| 一度に全部やろうとする | 1日で疲れて、その後が続きません | 部屋やジャンルで区切る |
| 思い出の品から手をつける | 1つひとつに時間がかかり、進みません | 判断が軽い物から。思い出は最後 |
いちばん効くのは2つ目です。「決めるのはご本人」という形を最初にはっきりさせておくと、ご家族が手伝いやすくなります。家族の役割は、捨てる物を決めることではなく、選択肢を並べて、決めやすくすることです。
順番を守る|5つのステップ
順番はこれだけです。この通りに進めると、途中で止まりにくくなります。
- 貴重品・重要書類を先に確保する:通帳・印鑑・保険証券・年金・不動産の権利関係・契約書。まずこれを1か所にまとめます。捨てる話より先にここをやると、ご本人も安心します
- 残す物を決める:「捨てる物」ではなく「残す物」から決めます。聞き方が変わるだけで、答えやすさがまったく違います
- 家族に譲る物を決める:お孫さんが使う、兄弟で分ける、など。行き先が決まると手放しやすくなります
- 売れる物を分ける:家電・骨董・貴金属・ブランド品。「捨てる」ではなく「次の人に渡す」形になると、気持ちが軽くなります
- 残ったものを処分する:ここで初めて処分の話になります。重い物・量の多い物は、まとめてプロに渡します
1と2を先にやるだけで、雰囲気が変わります。「捨てさせられる」ではなく「自分で決める」形になるからです。生前整理のご案内は生前整理にまとめています。
4つに仕分けるやり方
物は大きく4つに分けます。箱や袋を4つ用意して、そこに入れていくだけです。頭の中で分けようとすると止まるので、手を動かせる形にします。
| 分け先 | 入れるもの | そのあと |
|---|---|---|
| 残す | 今も使っている物、これからも使う物 | 置き場所を決めて戻します |
| 譲る | 家族や知人が使う物 | 誰に渡すかまで決めます |
| 売る | 家電・骨董・貴金属・ブランド品・工具など | 買取で査定し、費用と相殺できます |
| 処分 | 使えない物、行き先のない物 | まとめて搬出します |
進め方のコツは、判断が軽い場所から始めることです。台所の消耗品、洗面所のストック、玄関の靴。ここは「使っているかどうか」だけで決まるので、手が止まりません。最初に1か所終わらせると、その日のうちに「進んでいる」という感覚が持てます。
※ 押入れ・物置・納戸は量が多いので、1日で終わらせようとしないでください。半分でも十分です。
迷う物の逃がし方
「迷ったら捨てる」は続きません。そのかわりに、5つ目の箱を用意します。
- 保留箱を作る:迷う物は全部ここへ。その場で決めなくていい、という逃げ道を先に作ります
- 期限を決める:「3か月たったら見直す」など。期限があると、保留が永久にならずに済みます
- 写真はデータにする選択肢:現物をすべて残すのが難しい場合、写真に撮って残す形もあります
- 思い出の品は無理に手放さない:ここを急ぐと、片付けそのものが嫌になります
- 仏壇・人形は供養という道があります:お焚き上げ・供養で承ります(別途のお見積り)
私たちが作業に入るときも、迷う物は全部取り置きにします。「捨てられてしまうかも」という心配をしなくていい形にしておくのが、いちばん進みます。
遠方から通う場合の段取り
「実家は札幌、自分は道外」というご相談は多いです。限られた帰省の日数で何ができるかを、先に見積もっておくのがコツです。
目安として、1回の帰省(1〜2日)でできるのは「1部屋の仕分け」までと考えてください。搬出まで自分でやろうとすると、ごみの収集日に合わせて何週も通うことになります。
| 分担 | ご家族がやること | こちらがやること |
|---|---|---|
| 帰省の日 | 貴重品の確保/残す物・譲る物を決める | その場でお見積り(無料) |
| 作業の日 | 立ち会わなくても構いません | 仕分け・搬出・処分・簡易清掃 |
| そのあと | 写真で仕上がりを確認 | 作業の前後を写真でお送りします |
立ち会いなしで作業できます。鍵をお預かりするか、管理会社経由でお借りする形です。お見積りも写真や動画で進められるので、見積もりのために帰省する必要もありません。残したい物は先にお伝えいただければ、迷う物は全部取り置きにします。
※ 冬に予定している場合は、見積もりのときに駐車スペースと搬出経路を一緒に確認しておくと当日がスムーズです。雪でトラックを建物に寄せられないことがあります。
どこからプロに頼むか
全部お願いする必要はありません。いちばん体も費用も軽く済むのは、この分担です。
- 仕分けはご本人・ご家族:何を残すかは、本人にしか決められません。ここは時間をかけて構いません
- 重い物の搬出はプロ:タンス・ベッド・冷蔵庫。1人で持ち上げないでください。階段での上げ下ろしは特に危険です
- 大量の処分はプロ:札幌市の家庭ごみは区分ごとに収集日が決まっていて、量が多いと何週にも分かれます
- 清掃はプロ:搬出後の簡易清掃は料金に含まれます。水回りの本格的な清掃は清掃・特殊清掃として別途のお見積りです
自分で運び出せる物は、札幌市の大型ごみに出すほうが安く済みます。事前の申込と手数料が必要で、屋外の指定場所までは自分で運びます(札幌市の大型ごみのご案内・公式)。点数が多い場合や運び出せない場合は、まとめて不用品回収で出すほうが早いです。大きな家具の扱いは大型家具・家電を処分する方法とタンスを処分する3つの方法にまとめました。
費用の目安と、抑える方法
仕分けが終わったあとの搬出・処分をお願いする場合の金額です。間取りでほぼ決まります。
| 間取り | 料金(税込) | 作業員 | 作業時間 |
|---|---|---|---|
| 1K・1R | 35,000円〜 | 1〜2名 | 1〜2時間 |
| 1DK・1LDK | 60,000円〜 | 2〜3名 | 2〜3時間 |
| 2DK・2LDK | 90,000円〜 | 3〜4名 | 3〜5時間 |
| 3DK・3LDK | 130,000円〜 | 4〜5名 | 5〜8時間 |
| 4LDK以上 | 180,000円〜 | 5名以上 | 1〜2日 |
※ 仕分け・搬出・処分・簡易清掃・買取査定が含まれます。供養(お焚き上げ)と原状回復は別途のお見積りです。物量や搬出条件で変わります。
抑える方法は3つあります。
- 買取に回す:骨董品・貴金属・家電・ブランド品などは査定して、買取額を料金から差し引きます
- WEB申込を使う:電話・LINE・メールフォームからのお申込みでお見積り金額から20%OFF
- 仕分けを先に済ませておく:当日「探しながら」だと時間が延びます。生前整理が進んでいるほど安く済みます
実際にかかった金額と人数は、札幌の遺品整理の費用の記事に10件分の実データを載せています。事例は施工事例で公開しています。
空き家になる場合
ご実家を空けることが決まっている場合は、整理と同時に「そのあと」まで決めておくと二度手間になりません。
- そのまま置いておく:空き家整理で、中身を出したうえで管理する形
- 売ることを考える:不動産売却・相談まで同じ窓口で相談できます
- 建物を解体する:家屋解体。土地として動かす場合です
- 貸すことを考える:リフォーム(原状回復)が必要になることがあります
どれを選ぶかで、中身の出し方が変わります。売るなら早めに空にしたほうが動かしやすく、置いておくだけなら急ぐ必要はありません。お見積りのときに、そのあとの予定も一緒にお聞かせください。ご本人が亡くなられたあとの整理は遺品整理として承ります。
よくある質問
Q. 生前整理はいつから始めればいいですか?
ご本人が判断できる元気なうちが進めやすいです。一度に全部ではなく、部屋やジャンルごとに区切って少しずつ進めるのがおすすめです。台所の消耗品や玄関の靴など、判断が軽い場所から始めると手が止まりません。
Q. 親と揉めずに実家を片付けるコツはありますか?
「捨てていい?」ではなく「どこにしまってある?」から入ると、話が止まりにくくなります。決めるのはご本人、ご家族は選択肢を出す役に回る形にしてください。貴重品と書類の確保から始めると、処分の話より先に安心してもらえます。
Q. 生前整理も業者に頼めますか?
頼めます。仕分けのサポートから、大型品の搬出・買取・清掃まで、必要な部分だけでもご依頼いただけます。「仕分けは自分たちで、重い物と大量の処分だけお願いしたい」という形がいちばん多いです。
Q. 実家が札幌で、自分は遠方に住んでいます。頼めますか?
頼めます。お見積りも写真や動画で進められ、作業は立ち会いなしでもできます。鍵をお預かりするか、管理会社経由でお借りする形です。作業の前後は写真でお送りしますので、離れていても仕上がりを確認いただけます。
Q. 費用はどのくらいかかりますか?
間取りでほぼ決まります。1K・1Rで35,000円〜、1LDKで60,000円〜、2LDKで90,000円〜、3LDKで130,000円〜が目安です。仕分け・搬出・処分・簡易清掃・買取査定が含まれ、供養と原状回復は別途のお見積りになります。
Q. 思い出の品はどう扱えばいいですか?
無理に手放さなくて大丈夫です。迷う物は「保留箱」に入れて、3か月後に見直すといった形にすると進みます。写真はデータにして残す選択肢もあります。仏壇や人形は、お焚き上げ・供養という道もあります。
Q. 女性スタッフにお願いできますか?
できます。衣類や身の回りの品の仕分けを女性だけで進めたい場合にご利用ください。ご希望の人数に添えない日もあるため、日程はお早めにご相談ください。
まとめ|順番と分担だけ決めればいい
実家の片付けは、物の量ではなく順番で決まります。そして分担を決めておけば、無理なく終わります。
- 貴重品・書類の確保から始める。捨てる話はいちばん最後
- 「残す物」から決める。「捨てる物」を聞くと止まります
- 4つに分けて、迷う物は保留箱へ。期限を決めておきます
- 遠方からなら1回の帰省で1部屋。搬出はまとめてお任せください
- 仕分けはご家族、重い物と大量の処分はプロ。この分担がいちばん軽く済みます
便利屋アスタートは札幌市全10区+近郊(江別・北広島・石狩・小樽)に対応しています。年間1,500件の対応実績(2025年1〜12月)・産業廃棄物収集運搬業許可 第00100238592号・損害賠償責任保険1,000万円加入。受付は7:00〜21:00・年中無休。必要な部分だけのご依頼でも構いません。相談もお見積りも無料です。